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ホワイトニング後の注意事項

こんにちは。
今日はホワイトニング後の注意事項について説明していきます。

ペリクル

通常、歯の表面にはペリクルと呼ばれる薄い被膜が付いています。
ペリクルとは0.1~数μmの均一な厚さの歯の表面被膜で、唾液由来の糖タンパク質を主成分としています。
歯磨きなどをすると若干ペリクルは少なくなりますが、数分でまた形成されるため基本的には常時歯の表面に存在するものとなっています。
このペリクルがあることで、酸などから歯を保護する効果があります。

ホワイトニングによりペリクルがなくなる

ホワイトニングをするとペリクルが除去されるため、再形成されるまでの12〜24時間の間は歯を保護するものがなく酸や着色などの影響を非常に受けやすくなります。
そのため、ホワイトニング後は酸性や着色のしやすい飲食物は控えるようにしてください。

ホワイトニング後2〜3時間は控えていただきたいもの

酸性の飲食物
・柑橘系の飲食物
・炭酸飲料
・お酢や、お酢を使った食品
・ヨーグルト
・スポーツドリンク
・アルコール類

ホワイトニング後24時間は控えていただきたいもの

着色しやすい飲食物 
・コーヒー
・紅茶
・ウーロン茶
・緑茶
・赤ワイン
・コーラ
・ビーフシチューなどのブラウンソース
・トマトケチャップ
・からし
・カレー
・醤油
・ぶどう、いちごなど色が濃いもの
・キムチ・合成着色料

これらの飲食物を取ってしまうと、せっかく白くなった歯がすぐ黄ばんでしまうこともあります。しっかりと注意事項を守って白くなった歯を長持ちさせましょう。

知覚過敏

ホワイトニング後は知覚過敏も起きやすくなります。
これはペリクルがなくなることで歯が冷たいものを感じやすくなること、ホワイトニングの効果で歯の神経が過敏な状態になっていることが原因です。
基本的には一時的なもので、数時間〜数日で知覚過敏はおさまってきます。それまでの間染みるのが辛い方は痛み止めを飲み落ち着くのをお待ち下さい。
3日以上経っても染みる症状が全く落ち着かない方は歯科医院にご連絡ください。

ホワイトニングの効果は一生続くわけではなく、時間とともにだんだんと着色が付き色が戻ってきます。
着色しやすいものを極力避ける、定期的に歯医者でクリーニングを受ける、ホワイトニング用の歯磨き粉を使うなどで歯の白さは長持ちさせることができます。
定期的な歯医者でのクリーニングは白さを長持ちさせるだけでなく、虫歯・歯周病予防や早期発見に繋がります。ホワイトニングしたらおしまいではなく、ぜひ定期的に歯医者に通い歯を綺麗にしてもらいましょう。